がん診療連携拠点病院等 
厚生労働省は全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、全国にがん診療連携拠点病院を456箇所、特定領域がんセンター診療連携拠点病院を1箇所、地域がん診療病院を47箇所指定しています。
本県では都道府県がん診療連携拠点病院は1箇所、地域がん診療連携拠点病院は5箇所、地域がん診療病院は2箇所 指定を受けています。(2023年4月1日現在)
その整備のため、厚生労働省は「がん診療連携拠点病院等の整備について」(令和4年8月1日付け 厚生労働省健康局長通知) の通達により、がん診療連携拠点病院等に指定要件に合致するような整備を要請し、毎年度、現況報告書の提出を義務付けています。
がんゲノム医療中核拠点病院・がんゲノム医療連携病院
国は、ゲノム医療を必要とする患者さんが、全国どこにいてもがんゲノム医療を受けられる体制を構築するため、がんゲノム医療を牽引する高度な機能を有する医療機関を「がんゲノム医療中核拠点病院」「がんゲノム医療連携病院」として指定しています。
本県においては、がんゲノム医療連携病院として、4箇所が指定を受けています。
「がんゲノム医療中核拠点病院」は、遺伝子解析を行うことができ、専門の人材を育成するなど、がんゲノム医療を提供する基準を満たした病院です。
また、「がんゲノム医療連携病院」は、中核拠点病院と連携してがんゲノム医療を行う病院です。
詳細につきましては、以下をご参照ください。
「がんゲノム医療中核拠点病院」、「がんゲノム医療連携病院」の一覧表等
「がんゲノム医療 もっと詳しく知りたい方へ」
栃木県がん対策推進条例
栃木県では、がん患者とその家族をはじめ、すべての県民が安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指して、「栃木県がん対策推進条例」 が制定されました。(2018年4月1日施行)
栃木県がん対策推進計画(3期計画)
国の「がん対策推進基本計画(第3期)」を基本とし、「栃木県保健医療計画(7期計画)」 、「とちぎ健康21プラン(2期計画)」
、「栃木県肝炎対策推進計画(2期計画)」等の関連施策との整合性を図りつつ、「栃木県がん対策推進計画(3期計画)」
が策定されました。
この計画は、栃木県のがん対策の基本的な方向性を定めたものです。
2023年3月には、国において「がん対策推進基本計画(第4期)」、県において「栃木県肝炎対策推進計画(3期計画)」
が策定されました。
県は、これらの計画を踏まえ、「栃木県がん対策推進計画(4期計画)」の策定に向けて議論を進めていきます。
栃木県がん対策推進協議会・栃木県がん診療連携協議会
栃木県においては、がん対策事業の計画策定・実施状況の確認・評価を「栃木県がん対策推進協議会」で行い、がん医療等に関しては「栃木県がん診療連携協議会 」において役割分担を行い、各部会にて取組を推進しています。
その他
栃木県では、県におけるがん対策に関する情報をウェブサイトにまとめて掲載しています。