B型肝炎、C型肝炎は肝がんの原因になるとされています。薬害肝炎が契機となり、平成21年に肝炎対策基本法が制定され、基本的施策として以下の三点が掲げられました。
- 予防・早期発見の推進
- 肝炎医療の均てん化促進
- 研究の推進
栃木県においても、ウェブサイト等で最新の情報提供を行うとともに、医療費の助成、県肝疾患コーディネーターの養成など、肝炎対策に取り組んでいます。
また、厚生労働省から発表された「都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン」 に従って、以下四点に係る役割を果たす医療機関として、栃木県より獨協医科大学病院 と自治医科大学附属病院 が栃木県肝疾患診療連携拠点病院に選定されました。
- (1) 肝疾患診療に係る一般的な医療情報の提供
- (2) 都道府県内の肝疾患に関する専門医療機関等に関する情報の収集や紹介
- (3) 医療従事者や地域住民を対象とした研修会や講演会の開催や肝疾患に関する相談支援に関する業務
- (4) 肝疾患に関する専門医療機関と協議の場の設定、の四点について役割を果たす専門医療機関
まずは肝炎検査を受け自分が肝炎になっているかどうかを知る必要があります。肝炎検査は無料で受けられますので、こちら を参照してください。
検査で異常が見られた場合は肝疾患に関する専門医療機関で早めに診察を受けるようにしてください。